紅葉狩りの季節になった。
木の葉が赤く染まっていく様子はいつ見ても美しい。
小学生の頃に毎年写生大会があった。芸術の秋、10月か11月ごろだったと思う。
この時ばかりは校外に出て、近くの公園などで絵を描いた。
なるべく秋らしい紅葉や銀杏の木があるところの前や、落ち葉が舞い落ちる場所を選んだ。スケッチの後、それぞれ持参した絵の具で色を塗る。赤色や黄色の絵の具がすぐに無くなっていく。ふと見ると、真っ赤な紅葉の葉っぱが靴の側に落ちいたので思わず拾い上げた。真っ赤な絵の具がたっぷり付いた筆を、紅葉の葉っぱの上にのせてみたら鮮やかな赤色にと変わった。でも不思議と違和感を感じない。他の紅葉より少し赤いだけ…
「先生!こんな赤い紅葉があったよ🍁」と言うと、「あらっ!ホント‼︎」と驚いてまじまじと紅葉を眺めているが、暫くして「これ絵の具で塗ったでしょ?」とバレてしまった。
こんな楽しい秋の思い出もあったな… 遠い昔の話。
そして今年も紅葉の美しい場所に行き、友人との会話に中に溶け込み、赤い紅葉と会話の内容が同時に思い出す。そして新しい記憶として塗り替えられる。
毎年こうして秋の紅葉が見られることに感謝。一緒に見に行く友人がいることに感謝。
おやすみ✨ 素直に感謝…
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