グリム童話の赤ずきんは有名な話。
赤ずきんが母親のおつかいで、病気のおばあさんにお見舞いを持って行く道すがら狼に出会う。
寄り道をしない約束を母親としていながら狼に唆され、約束を破ったため結果おばあさんも自分も狼に食べられると言うお話。
話の結末は漁師に助けられて狼は死に、一件落着なのだが。
ここで疑問!
①なぜ母親は狼の出る危険な森に、赤ずきんを一人で行かせたのだろう?
②寄り道をしなかったら赤ずきんは食べられなくて済んだだろうか?
③そもそも母親の約束「寄り道をしない」は正しかったのだろうか?
〜〜詳しく見ていきましょう〜〜
①なぜ母親は狼の出る危険な森に、赤ずきんを一人で行かせたのだろう?
普通に考えても、危険な森に子ども一人行かせる親はいないでしょう。
②寄り道をしなかったら赤ずきんは食べられなくて済んだだろうか?
寄り道は関係なく、狼に出会した時点で危険を感じないといけません。
狼が去った後逃げる。狼に漁師が来ると嘘の情報を伝えるなど、とにかく狼から離れ ることが大事。
③そもそも母親の約束「寄り道をしない」は正しかったのだろうか?
母親の約束は、寄り道ではなく「狼を見かけたら逃げる」にすればよかったのかも。
*このお話、子ども向けではなく、若い娘に向けて解釈したらどうなるでしょう?
①危険な暗い夜道を一人で歩かない。
②仕事から真っ直ぐ家に帰る。下心のある男にナンパされたら危険を感じ早く逃げる。
③母親は日頃から「自分の身は自分で守る知恵を身につけなさい」と娘に伝える。
〜〜まとめ〜〜
赤ずきんの選択は、どちらを選んでも(寄り道してもしなくても)結果は同じだったのかもしれない。
狼に食べられないようにするためには、自分の身を守る知恵が必要。もしこれに付け加えるとしたら後は「運」でしょう。
いかがでしたか?
後々このお話が、若い娘に向けてのお話になったところは面白いところ!
子どもにも常に危険から身を守る知恵を、日頃から伝えておくといいですね。
因みに、子どもがおつかいに行く時、自分だったらどんな約束事をしますか?
車や自転車に気をつけて。の他に「いかのおすし」を守りましょう。ですかね‥
おやすみ✨ 明日も良い一日をお過ごしください。
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